“風の旅人” として多くの伝説を作ってきたデュエルン・レーフェンス。 愛車 “轟カル号” と共に渡ったXX国からお伝えします。ジオポタ海外支部からの便り

2009年2月26日木曜日

ダーウィン5

アボリジニ(先住民族)について:
勉強不足でアボリジニについて何の予備知識もないが、開拓時代は動物のように狩りの対象にされていたこともあったらしい。
現代のオーストラリア社会でどのような位置づけなのか分らない。

最初に見かけたときは驚いた、アフリカ系黒人とはまったく違う、精悍さや容姿の美しさがなく、こう言っては失礼ながら、原始人を想わせる。
街の至る所で会うことができる。その中の一人に2ドル恵んでくれと、施しを要求された。もちろんあげなかった、彼らは政府から手厚い保護を受けているはずだから。

シーシェパードについて:
オーストラリアというと最初にイメージに浮ぶのがシーシェパード(日本の調査捕鯨に反対して過激な抗議行動を繰り返しているグループ)です。
いつだったかホーチミンの空港で搭乗待ちの間に大型画面の映像を見ていたら、たまたまオーストラリア観光の映画をやっていて、シドニー湾の中でたくさんに鯨が泳いでいて、船のうえから、橋の上から、オペラハウスの前から大勢のシドニーの人々がホエールウオッチングを楽しんでいる光景が映し出されていた。
我々日本人が多摩川や荒川に入り込んだアザラシのタマちゃんを可愛がるように!

子供のころ貧しく、ステーキといえば鯨肉でした。おふくろは出来るだけ美味しく食べられるように味付けにいろいろ努力していたようですが、それでも不味いものは不味い。
若い頃、飯やで最も安いおかずは鯨のベーコンでした。私にとって鯨の記憶はつねに貧しさが付きまとう。

調査捕鯨で捕獲した鯨は何処へ流れているのか不透明な部分もあるし、捕獲しなくとも調査は出来そうに思う。
将来、食料危機がきて再び鯨を食べなければならない時代のこないことを祈るのみですが、もしも食料危機が来たらそのときに捕鯨を再開すればよい。
ダーウィンの海を眺めながらそんなことを考えていた。

写真説明
1 マリーナ近くの戸建て住宅、徹底して贅沢!
2 ホテルの近所にある小さな湖、人々がカヌーやバーベキューで楽しんでいた。この湖の200mぐらい手前は、もう海岸線です。
3 街の中心部のアパート、なかなか快適そうです。
4 ボルネオで有名なバオバブの樹
5 ダーウィンの海に沈む夕日です。

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