“風の旅人” として多くの伝説を作ってきたデュエルン・レーフェンス。 愛車 “轟カル号” と共に渡ったXX国からお伝えします。ジオポタ海外支部からの便り

2009年8月2日日曜日

リュブリャナ報告オマケ

すっかり忘れていました。
キエフでの生活はフィルムの早回しのようなスピードで時間が流れて行き、あれから既にたくさんのトピックスが生まれ、二週間前の旅はずいぶん昔のことのように感じます。

くだんのアクシデントはリュブリャナから空港へ向う高速道路で発生しました。

片側二車線の見通しの良い直線コースをタクシーは150〜160キロのスピートで走っていて、私は周りの美しい風景に見とれておりました。
突然、前方のほうでドドーンという音がしたので視線を前方へ向けたら、なんと少し前で乗用車が縦に回転している。横転ではない、体操競技の回転のように縦に回転している! どうしてこのようなことななったのかさっぱり分からない。単独事故なのか、他の車が関係しているのかも分からない。おびただしい部品を撒き散らしながら回転している。
我がBMWのタクシーは飛んでくる部品を避けながら、急制動と巧みなハンドルさばきで辛うじて事故車に追突せずに横をすり抜けることに成功した。
事故車は最後に天地を逆にして止まった。
キャビンは完全に形を無くし、弁当箱のようになっていて、黒い煙を噴き出した。

これらのことが高速走行中の一瞬の出来事です。
こんな派手な事故を目の当たりにするのは初めてのことです。
運が悪ければ事故車に突っ込んでいた可能性は大です。

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