“風の旅人” として多くの伝説を作ってきたデュエルン・レーフェンス。 愛車 “轟カル号” と共に渡ったXX国からお伝えします。ジオポタ海外支部からの便り

2009年9月9日水曜日

チェルノブイリのこと

土日、風邪で寝込んで、月曜からは元気に働いています。

日本は来週末からまた大型連休ですね!
羨ましい。

風邪で寝ている時にYou Tubeで久しぶりにナターシャ・グジーの歌を聞いていました。

彼女はおそらく日本で最も有名なウクライナ人だと思います。
日本のテレビで見ていた時は彼女の彫りの深過ぎる顔に違和感を覚えましたが、ここキエフで見ているとウクライナ女性の典型的な顔立ちであることが分ります。

ご存知のように彼女はチェルノブイリ原発事故の犠牲者です。

以前何度か報告しましたが、キエフのど真ん中を流れているドニプロ川の上流100キロの所にあのチェルノブイリ原発があります。
原子炉の冷却水はドニプロ川に放流しています。おそらく今でも放射能を含んだ廃液がこの川に流れ込んでいるでしょう。
キエフの水道はこのドニプロ川から取水しています。
飲んでこそいませんが、後は全てこの水道水を利用しています。米とぎ、スパゲッティーの茹で、食器洗い、洗濯、お風呂、歯磨き、等々。
気にする人は井戸水を利用しているようです。
この歳になると恐いものなしです。いまさら放射能が蓄積しようと大した問題ではないような心境になっています。

もし、ナターシャ・グジーを知らない人はぜひ彼女の透き通った歌声を聞いてみてください。

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