“風の旅人” として多くの伝説を作ってきたデュエルン・レーフェンス。 愛車 “轟カル号” と共に渡ったXX国からお伝えします。ジオポタ海外支部からの便り

2009年12月26日土曜日

二人のカーチャ

アパートの同じ階の3軒隣に住むセルゲイさんに年頃の娘さんがいることは以前、紹介しましたが、朝の出勤時間が私と同じころなので時々エレベーターホールで出会います。

このひとほど清純な感じの女性をこれまで見たことがない。
お父さんは金髪なのにこのお嬢さんは黒髪のストレートでクレオパトラのように肩のあたりでカットしている。
まだ挨拶を交わす程度ですが今度会ったら名前を聞き出そう!

街に出れば周りは美女だらけ、地下鉄に乗ってもあっちにもこっちにも美女、犬も歩けば美女に当たるなど、私のキエフ便りを読むとウクライナは男性諸君にとって天国のような印象を受けるかも知れません。
しかし、そのつもりでウクライナに来ると失望する可能性があります。
私の便りは話し半分どころか、話し10分の1ぐらいに聞いておいて下さい。

今月11日に日本商工会の忘年会がありまして、私も招かれて行って来ました。
テーブルの近くの人達と名刺交換をしました。顔ぶれは以下のような人達です。
三菱商事、丸紅、三井物産、ホンダ、トヨタ、三菱自動車、スバル、レクサス、パナソニック、日本大使館の書記官などなど----
彼らの話でもっとも印象に残ったのが、こちらに来る前にはウクライナは美女がごろごろいると聞かされて、実際に来て見ると全く美女などいないではないか、という発言です。
それも一人や二人ではなく、おおかたの一致した意見のようです。

我が職場でも同じような話は聞きました。
私以外はみな海外でのみ仕事をしてきたスペシャリストですが、ではどこが一番良かったか、という質問には東南アジア諸国を挙げる人が最も多い、次いで南米など。
なんとなく分る気もします。

2006年の設計段階ではピーク時に日本人スタッフが13人ほどいました。今でもいるのは私ともう一人だけです。
ウクライナはもうたくさんという人も何人かいました。このような過酷な環境で仕事をするには特別手当を貰わないと合わないと主張する人もいました。

ウクライナは天国どころか地獄かも知れない。
私はその地獄に一目惚れしてしまった。
そのウクライナでは平均的な器量の二人のカーチャですが私にとってはとても可愛い存在です。

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